おさむ茶マイルーム

 昨日仕事で山形しに出向いた帰り市内のスポットを観察してきましたが、見ごろにはちょい早かったようです。馬見ヶ崎の桜は咲きはじめ、護国神社は五分咲きといったところ、どちらも今週末あたりが見ごろでしょうか?
 山形県人の気質について「野暮で誠実」と評したのは、あの大宅壮一。それから「おしん」で知られるように、山形県人は辛抱強くて働き者のイメージがある。実際のところ、共働き世帯の比率が全国一高いから、山形の女性が働き者なのは間違いない。それに三世代同居も全国一で、離婚率もかなり低いデータになtぅている。そういえば、秋田県には「嫁をもらうなら山形から」という言葉があるとか。秋田の男が、地元の秋田美人をさしおいて嫁にもらいたいぐらいだから、山形の女性は相当に働き者なのでしょうね。

 他には、こんにゃくの消費量日本一(玉こんにゃくが名物)、一方消費量最下位が食パンとか…米どころ山形を反映してかご飯党が圧倒的に多い。他にお菓子の購入額も一番多いのは山形市の9,390円(年間,世帯当たり),2位は仙台市とか。(総務省家計調査)
また山形は、秋田に劣らず美人の産地でもあり、華麗で濃厚な美女が多い。その代表例あき竹城、ちょっと自虐的でしたかね(笑) 
 地元紙山形新聞に掲載された最近の記事の中で、山形県民性について次のような記事を見つけましたが、「うんうん」とナットクしてしまいましたよw。
消極的、内向的、口が重い、閉鎖的、実直、節度や信義を重んじる、堅実で粘り強い、温和、自己主張にかける、人を疑うことをあまりしない、純朴、黙々と仕事をする、宣伝べた、人情味あふれる…といった言葉で修飾されていた。
 また、具体的な事象で県民性を指摘している記事もあって、脳卒中をテーマにしたシンポジウムでは、救急医療の重要性を強調する中で「着替えたり、風呂に入ってから病院に行くケースも見られる」「近所の目を気にして救急車をためらう」といった県民性がパネリストから指摘されていたということです、ここまでくるとほとんどジョークに近いと思いませんかw。
【佐藤 千夜子】  NHKの連続ドラマ「いちばん星」で紹介されたので覚えておられる方も多いかと思います。日本で最初のレコード・スター歌手・佐藤千夜子は1897年(明治30年)3月13日、山形県天童市で生まれました。
【藤沢 周平】  江戸時代の下級武士を題材とした作品を多く残した。中でも出身地にあった庄内藩をモチーフにしたと言われる架空の藩「海坂藩(うなさかはん)」を舞台にした作品は有名で、最近「たそがれ清兵衛」や「隠し剣鬼の爪」「蝉しぐれ」が映画化されたことで、ご存知ですね。
【斉藤 茂吉】  山形県上山市の出身で、あららぎ派の歌人。
【柏 戸】  昭和30年代、栃若時代(栃の海&若乃花)につづいて柏鵬時代で一時代を築いた名横綱でしたが、大鵬の陰に隠れて悲運の力士とも称されました。
【琴の若】  現役の最古参力士(37歳)。成績は、三役から幕内までをエレベーターのようにウロウロしていますが、恵まれた体躯の割には優しい気性が災いして大成しなかったようです。親方の後を継いで、来年にも佐渡が嶽部屋親方に就くものと思われます。
【加藤 鉱一】  将来の総理と言われながら、加藤の乱でコケた自民党の元プリンス。あちこちから疑惑で攻められ辞職しましたが、いつのまにか復活しました。でも賞味期限切れで、もう芽はないようです。
【大泉 悦郎】  ご存知山形県が産んだ平成のスーパースター「孫」で大ヒットし、紅白にも出場。しかしヒットは「孫」のみで1発屋の感が無きにしも非ず。本業はさくらんぼ農家でガンバってます。
【ダニエルカール】  山形人よりなまった山形弁を話すアメリカ人。英語教師で山形に来て、山形から嫁さんをもらいそのまんま日本へ…日米文化の違いなどユニークな講演で全国的に活躍中。
【小林 綾子】  ご存知NHKの国民的朝ドラ「おしん」で、視聴率記録を更新。その後アジアでも放映され「OSHIN」で有名に成りました。自他共に山形が第二の故郷と自負し、観光大使として現在も活躍中。
【伴 淳三郎】  ズーズー弁で昭和の時代を一世風靡した名コメディアン。晩年は俳優に転じ映画「飢餓海峡」で演じた老刑事役でブルーリボン助演男優賞を受賞。
【ケーシー高峰】  「セニョール、グラッチェ」と怪しげな外語を駆使して、医療漫談という領域を開いた元祖下ネタコメディアン。夏みかん思わせる顔から次々と下ネタを連発、今の綾小路きみまろの下敷きになったかも。
【伊藤 咲子】  スター誕生から生まれたアイドル歌手、デビュー曲「ひまわり娘」や「乙女のワルツ」がヒットしたが、いつしか忘れさられてしまいました。山形出身ではないという話もありますが、真相のほどは不明。
【てつ&とものとも】  「何でだろう、何でだろう〜」で3年前大ブレーク、その年の紅白にも出場したコンビの片ワレ、丸顔でギターをひき方です。最近、とんとTVで見かけなくなりましたが、ローカルTVではしっかりガンバっています。
【加藤 条治】  短距離アイススケートのオリンピック選手。ソルトレークシティでのWカップで世界記録を更新。長野金メダリスト清水選手を抜いてスピード部門の第一人者に、トリノ五輪の金メダル最短距離候補。
 山形の冬の風物詩といえば、あったか「あじまん」で決まり。「あじまん」というのは、薄い皮の中に大量のあんこが入った、大判焼きや今川焼きみたいなお菓子で、あんこ入りの\"あじまん\"だけじゃなくて、最近はカスタードクリームやチョコなんかが入っているのもありバリエーション豊かになってきました。
「あじまん」は、昔は、ちょっとした食料品店のどこでも「あじまん」を焼いていたものだが、しかしその後衰退の一途をたどり、今や山形のチェーン店のジョイというDIYショップの入口付近のプレハブ店舗に行かないとお目にかかれなくなった。昔寒い日など、焼きたての「あじまん」は最高のご馳走で、一口ほうばると心から温まり幸せ感に浸ったものでした。
 今日は、思いっきりローカルネタでございました。。m(_ _\"m)
 先日『米どころ庄内』のシンボルの山居倉庫に出張ついでに寄ってきました。「おしん」ロケ舞台になったことを思い出しながら、見学してきました。
パンフレットによると、明治26年に建造されたとか…築百年以上経った今も現役の農業倉庫として活躍してるとは大したもんです。重厚な土蔵造り倉を囲むケヤキ大木、その歩道は絶好のロケーション。映画のワンシーンを見ている錯覚におそわれました。
 現在倉庫の一部が観光物産館として活用されおり、これからますます観光スポットとして脚光を浴びることでしょう。
 山菜シーズンも真っ盛り、とにかく山菜を採ることが、魚やヘビや虫を捕るより大事という人が周囲にわんさかいます(笑)。長かった冬の過酷な環境から芽を出し、生き抜き、力強く栄える山菜のツワモノどもたち、山菜は自然の力と気を養い、血や内臓の濁りをきれいにしてくれる実感が味わえます。先日、ねまがりだけ(竹の子の一種)をおすそ分けいただいたので、わらびやにしんとの煮物として、美味しくいただきました


「ねまがりだけ」とは熊笹の旬芽のことで、文字通り熊が生息するような山の高地に生え、他の山菜とは異なり採取はかなり難儀です。笹竹林まで行くのに歩いて1〜2時間はザラ、欲出しすぎて採りすぎると、帰りの山道で荷物の重いこと…捨てようと思ったことも何度か…。竹の子に夢中になってると、目を突く危険性が伴うので、スキーのゴーグル着用しないとヤバイです。また、採取をしていると方向を見失い遭難することがリスクも多いため、山に詳しくない一般の方には無理かもしれません。
そんな苦労を肌身で知ってるだけに、山の幸をいただくときは感謝です。
 3カ月余りの拘置所暮らしで「少し生き急ぎすぎたかな」とわが身を振り返ったホリエモン。ワイドショーで「山に行きたい」という、思わぬ一言が漏れ伝わってきた。というのも独居房で読破した約200冊のうち最も感銘を受けたのが山崎豊子の「沈まぬ太陽」の影響らしい。この境地は、「沈まぬ太陽」の御巣鷹山篇を読み、山への思いを強くしたようだ。

 「沈まぬ太陽」は全5巻からなるこブログの読書感想文でも以前述べたが、ストーリーは国民航空社員で同社の労働組合委員長を務めた主人公、恩地元(実在のJAL元社員らしい)が受けた不条理な内情を描き、史上最悪の死者を出した日航機墜落事故をテーマに、人の生命に直結する航空会社の社会倫理を鋭く抉り出した作品としての評価がある。実はワタクシも主人公同様、20数年前市役所の労働組合委員長を務め、爾来ひたすら冷や飯組一直線の身にあるだけに体験的にオーバーラップする部分もあって、感情移入しながら読んだものである。
 
1・2巻がアフリカ篇、3巻が御巣鷹山篇、4・5巻が会長室篇である。エリートコースまっしぐらだった恩地が、組合の委員長を引き受けたのが人生の分かれ目で、結局海外へ飛ばされてしまい、流れ着いたところがケニアのナイロビ。10年間の流浪の日々を描いたのがアフリカ篇である。(まったくオレと同じやんけw)

 御巣鷹山篇は、絶望の巻である。読みながら、ボイスレコーダーに録音された機長の声を思い出していた。それに遺族の遺骸へのこだわりも尋常ではない。それに対応する主人公の切なさと葛藤、そして織り成す微妙な人間模様は、とても映画では表現できないのも無理かも。(ベストセラーしたことから映画化も検討するも、断念したとか)

 4巻目は一転して企業小説となり、5巻目で政治小説へと変貌する。仮名で登場する政治家たちの描写から、ほぼ「は〜ん、あの議員か」と特定できる楽しみもある。最後まで読みきるのは疲れるが、腐敗を暴くという作者の想いが最後まで引っ張ってくれる。絶望の真っ只中にあるホリエモンがこの本から何をつかみ、山へ登ろうとしたのか、けだしその思いのたけを聞きたいものである。
 最近ビジネス系「東横イン」がマスコミを賑わしておりますが、日曜日に映画界をにぎわしている「THE 有頂天ホテル」を見てきました。三谷幸喜が満を持して取り組んだと評される作品の舞台は「ホテル」、時は、大晦日の夜10時過ぎから年越しまで起こる2時間のリアルタイムストーリー。主な登場人物だけでも23人、実にめまぐるしく場面が変わり、出演者が織りなす9つのエピソードが絡み合い、もつれ合い、クライマックスの年越しカウントダウンパーティーへ向かって怒涛のごとく展開していきます。過去作品に比べると、今回は迷路のようなホテルに、いくつもの部屋……と、ちょっとばかりスケールが大きい。部屋、宿泊客、従業員の数だけドラマが存在するといった具合だ。
 三谷作品常連俳優を筆頭に、主役級の豪華キャストが次々と登場する、いわば幕の内弁当的な面白さなのだ。全く関係なさそうな人同士が意外なところでシンクロするので、目を離す暇も、飽きる事もなく、ジェットコースター感覚で楽しめる本作。新たな三谷ファンも増えるに違いない。
それにしても日本映画史上かつてないオールスターキャスト、主役クラスのスターだけでも十数人。その他にも、現在の日本映画界を担う俳優たちが、これでもかこれでもかと登場します。三十人近くに及ぶ登場人物は、すべてが主人公、かつてない豪華キャスト作品が誕生します。

 その中心になるのは「ホテルアバンティ」の副支配人を演じる役所広司。大晦日、ホテルで起こったあらゆるトラブルを、彼は孤軍奮闘して解決していきます。次から次へと彼を襲う難題の数々。やがて彼自身にも人生最大のピンチが……。
 もう一人、物語のキーパーソンとも言うべきなのが、心に傷を持つ客室係の松たか子、代議士の愛人だった彼女は、二人の関係がマスコミにばれた後、男に捨てられ、今は密かにこのホテルで働いています。そこへ汚職事件に関わってマスコミから追われる、元彼の代議士がやってきます。大晦日の夜の運命の再会。やがてホテルに集まったすべての人々の人生をも大きく変えていくことになっていきます。
 愛がある映画・観終わって幸せになる映画、ここにはあらゆる愛があります。かつての夫婦、かつての愛人、幼馴染、それぞれのかたちは違うものの、共通することは・・・相手を想う気持ち。
それが元で小さなウソや事件は起こりますが、最後には愛の力で助けられます。人生の崖っぷちに立った男達。女の力で救われ、解決へと向います。笑の中にも愛のあふれる映画です。

 久しぶりのラーメン探検です。一昨日山形へ仕事で行った帰り、目的の店が定休日だったので止む無く帰路途中のお店に変更。山形のラーメンランキングにしぶとく顔をだす三久ラーメンさんへ。いつも素通り状態で、以外や以外初めての訪問です。店も新しくなって、以前にも増して繁盛してるのがうかがえ、まだ12時前だというのにけっこうお客さんで賑わっていました。

 定番のラーメンを注文し一口スープをすする、深みがあってうまい。それに厚めに切られた豚バラチャーシューが2枚も…、脂身の部分が口の中で溶けるように柔らかでとてもジューシー、想像以上でマルです。
ほかのテーブルをながめると、セットもの(ラーメンとチャーハンとか中華丼との組み合わせ)を食べてるお客が多かったようですが、セットで700円は確かにお得かな。
 寒河江でだんごといえば三吉屋にきまっている。今時珍しく、5個ついている。種類は、焼きだんご(醤油)、ぬだ(じんだん)、あんこ、ごまの4種類だが、醤油だんごは、昔ながら常時囲炉裏(炭)で焼いているのが嬉しい。醤油だんご以外はオーダ後にトッピングしてくれる。
 三吉屋といったら醤油だんごです、文句なし絶品です。スーパーで売られている甘ったるいだんごとは、一味もふた味もちがいます。遠く市外から買いに来る人も多く、三吉屋のだんごはほどよくしょっぱくて最高!

 特に盆栽の趣味はありませんが、父からの遺産として受け継いだ皐月が、いま咲き誇っています。「一生の春」という品種ですが樹齢40年は経っているでしょうか?しばらく植え替えしてないので花をつけてくれるのか心配でしたが、管理不十分にもかかわらず今年も華麗な姿を見せてくれました。
 皐月は生活に潤いと安らぎをもたらす自然を凝縮した世界ですが、日常の煩わしさやストレスから開放してくれて、特に朝の対面はリフレッシュして精気を甦らせ、出勤前に1日の元気を与えてくれて感謝です。
 新緑から深緑に変わる山形では、昔はどこの家庭でも笹巻きを作ったものです。山形に伝わる伝統の味ですが、ひとつひとつを笹の葉で巻く手作業と長時間の手間がかかることから、その作り方を教える人がいなくなり、最近では作る家も少なくなったのは寂しい限りです。

 笹巻きと言っても、その地方によってビミョーにコンテンツが違うようですね。ワタクシの地方では、もち米をササの葉に包んで蒸した<ちまき>としょうゆ味のゆべしを作りササで包むの2種類でしたが、我が家では圧倒的に後者が多かったようです。今思うに、家族が多かったので原材料代が安かったからかなと…。

 美味いというより懐かしいおふくろの味でした!でもだからといって手間隙かかるものを作って!とはとてもいえません。ですから、心の中に懐かしい思い出としてしまっておこうと思います。
 昼休み、職場近辺の河川土手道のウォーキングを日課としてますが、寒河江川にて鮭の釣獲調査・鮭つりが行われていました。10月21日から限定7日間で行われているとか、雨の中にもかかわらず多くの釣人でにぎわっていました。

 この期間は、寒河江川に遡上したシロザケを釣ることが許されることから、毎年県外からの多くの釣り人がかけつけ、管轄する最上川第二漁協関係者に聞いたら、遠くは福岡から参加した人もいるとか…。大半がルアーとフライでチャレンジしていましたが、天候のせいかは不明ですが、残念ながらヒットは少なかったようです。
 この釣り人に無理言って撮った写真がこれ、は午前中で2匹ヒットしていました。

 「シャケのベイビー、食われてたまるかい!」と言ったかどうかですが、釣られた鮭も必死でした。