* DJ塩の『着物スマイル』@山形 *
結婚式の衣裳はウェディングドレスではなく白無垢と決めていました。
衣装屋さんが出してくれたのは「御所車」「鶴」「鳳凰」の3着。 白の色味と柄による雰囲気の違い(華やかさ・清楚さ・可愛らしさ・シック・正統派…など)で選ぶのですが、微妙な違いで意外と時間がかかりました。 白無垢「鳳凰」前 |
エビちゃんには全然興味ないけれど、押切もえちゃんは好き♪
でも、そのもえちゃんブランドの浴衣、けっこう売れ残っちゃったみたいです。『笑っていいとも!』の中のランキング順位を足して21にするゲームで「あるお店の浴衣売り上げランキング」を取り上げたときも、大方の予想に反して下のほうだったし…。 実物見てないんで生地の質感や縫製についてはわかりませんが、やっぱ価格設定が悪かったんじゃないすかねぇ?(あり?みんなは高いと思わない?)こういう柄だと飽きが来るっていうか、この手の浴衣はシーズン毎に買う水着みたいなもんだし、もうちょっとお手頃価格にしてもよかったんじゃ? でも、もえちゃんには今後もどんどん和装市場で活躍してもらいたい!水玉の正絹名古屋帯なんて、他にはあんまりないし、すっごくカワイイもん♪欲っしー ちなみに、こういう柄が大きい浴衣はボディサイズの大きい人、ぽっちゃりさんにオススメ!逆に、スリムな人が着こなすには、髪にボリュームを出して顔も華やかにすることを心がけるといいんじゃないかな。(顔に華っていうのは難しいケドね・苦笑) ◆押切もえオフィシャルサイト ↑公式ブログ『MoeMode』には和装のもえちゃんがいっぱい |
11月29日(水)〜12月4日(月)まで
古布・むかしきものの円阿弥、リサイクルきもの・アンティークきものの円阿弥2の両店で年に一度の「えびす講大市」が開催されます。 円阿弥は江戸・明治からのきもの・古布(型染・更紗・縞・ちりめんなど)・筒描き・東北の染織品…全品3割引! 円阿弥2では大正からのアンティークきもの・現代のリサイクルきもの(友禅・紬の逸品・一点もの)…全品2〜5割引! ■円阿弥 山形市本町2丁目1−22 023−641−0275 ■円阿弥2 山形市本町2丁目4−30 023−633−4687 両店とも営業時間は10:00〜18:00 |
匂い袋作りを終えて、『山形散歩』に合流。
山形散歩は、きもの大好き会・和組(わぐみ)が地道に続けている活動で、毎月第4土曜日の午後3時に霞城公園に着物姿で集合してお散歩するという、着物大好きさんや興味がある人にどんどん気軽に参加してもらいたいイベントです。(冬場の集合場所は霞城セントラル1F) 毎回、3時に集合するのは同じですが、その後どこにお散歩に行くのかはその時々のお楽しみ。今回はちょうど今日から開催のリサイクル長襦袢展を覗いてみることになったというので、アタシも行ってみました。 中でも目を見張ったのは絵羽の長襦袢。 基本的に着物を脱がなければ見えないものですから、今風に言えばゴージャスな勝負下着(笑) かなりの年代物でしょうが状態もよく、骨董的価値もあるのでしょう、12万円の値段が付いていました。 アタシが購入したのは1000円コーナーのもの2点。袖丈の長い着物用にウソツキ襦袢の替え袖を作りたかったので、身頃がかなり汚れていたり裄が小さかったりしてそのままの着用は難しそうな長襦袢を選びました。 1000円コーナーには、綿(モスリン)の襦袢で柄も色合いも可愛く、状態も裄もまぁまぁの「これは♪」というものもあって数点手元に確保して迷っていたのですが、アタシには身幅が足りなそうだったので、そのまま着用してくれそうなSさんにお譲りしました(笑)Sさん、そのうち着て見せてくださいね〜 まだ着用可能なものは出来ればそのままリサイクルされたほうがいいんです。分解して素材として使うのはその後で。 実は今回初めてお邪魔した円阿弥さん。若い店員さんがとっても可愛くてオシャレでご自分が手刺繍した半襟(豪華な藤の刺繍!)を見せてくれたりして…♪ また遊びに行きたいお店です。 ◆古布の店 円阿弥(えんあみ) 〒990-0043 山形市本町2丁目1-22 023−641−0275 |
2006ミス・ユニバース・ジャパンの知花くららさんが初出演(初主演)した映画「白昼夢(はくちゅうむ)」は、全編を埼玉県内の神社で撮影、着物姿の知花さんが異世界へと迷い込む幻想的なストーリー。
今年6月からサービスをスタートした動画投稿サイト「Askビデオ」内特設サイトにて、約1カ月の期間限定で無料配信される。 配信期間は11月30日14時から12月29日まで。視聴には会員登録(無料)が必要。 |
山形市内の映画館ソラリスでは、映画『武士の一分』の12/1(金)公開を前にして、11/18(土)〜30(木)まで『たそがれ清兵衛』、11/25(土)〜30(木)まで『蝉しぐれ』が上映。山形県出身の藤沢周平原作映画3作品をまとめて観られるチャンスです!
◆映画『蝉しぐれ』DVD |
←4/6に行われた製作発表記者会見の様子
リメイクするならもっと挑戦してもらいたかった、変えてもらいたかった…です、正直言って。最新の技術でよりリアルになっているのかなと思った首も全然リアルじゃなかったし、殺人を犯してまで…のところを丁寧に描くのかなと思っていたけど変わっていなかったし…。撮り直す必要なんてなかったんじゃないでしょうかねぇ(毒) ◆映画『犬神家の一族』オフィシャルサイト 感想はさておき、今作品では松嶋菜々子さんが演じた珠世(たまよ)。1976年のオリジナルでは島田陽子さんが演じましたが、衣装のイメージも変えなかったようで、同じ着物ではありませんが赤紫系の銘仙。この画像の着物がまさにその衣装で、遺言状をお披露目する場面で黒の礼装ばかり集まる中、犬神家の親族ではない珠世だけが銘仙で目立つようになっています。 松子役の富士純子(すみこ)さん、竹子役の松坂慶子さん、梅子役の萬田久子さんもこの会見時とほぼ同じような着物姿で演じてらして、襟の開き具合や髪型などが3姉妹の個性を表しているようでもあり、見比べるのは楽しかったですよ。 ◆『犬神家の一族』配役比較@金田一耕介配役比較 |
劇中では着物姿じゃないようですが、モダンテイストのお着物で登場したhitomiさん。
大胆な白黒市松模様の総絞りに、半襟、帯揚げの柄、帯締めに赤を挿したコーデ。 ヘアはちょっとパンキッシュにボリュームを出して、お顔の右上のほうに黒のコサージュのようなお花をあしらっています。 ◆映画『悪夢探偵』オフィシャルサイト |
『ユメ十夜』は全10話のオムニバス映画、監督もキャストも様々。
漱石の時代というわけで、いろんな役者さんの着物姿が見られそうです。 雑誌などでよくおしゃれな着物姿を見せてくれる小泉今日子さんはこんな感じ♪ |
パネルが大きくて襟元しか見えませんけどぉ…
映画化不可能とされてきた夏目漱石の短編小説『夢十夜』が、監督がそれぞれ違う10話のオムニバス形式で映画化。 先日の東京国際映画祭で『第三夜』を除いた9話は上映されましたが、ついに清水崇監督の『第三夜』も完成。10夜すべてが無事クランクアップを迎えたことを記念して、多摩川河川敷にて『第三夜』で夏目漱石を演じる堀部圭亮さん、漱石の妻を演じる香椎由宇さん、清水崇監督を囲んだ取材会見が行われたそうです。 漱石の妻・夏目鏡子役の香椎由宇さんは、「演じる前までは30歳の母役だと思ってましたが、実は40歳でしかも6児の母役なんですね。ギリギリまで(30歳の役だと)嘘をつかれてました…。まさか10代で40代の役演じるとは思ってもみませんでした。着物を着ていて、その上に身籠っている役なのでとても動きづらかったです。」とのこと。 『第三夜』は清水監督お得意の本格ホラー、盲目の幼な児を棄てようと森をさまよう夏目漱石に狂気が襲い掛かる…。 オムニバス映画『ユメ十夜』、初のお披露目は11月23日から開催されるTOKYOシネシティフェスティバル。全国公開は2007年新春。 ◆映画『ユメ十夜』オフィシャルサイト |
山形市内の映画館ソラリスでは、映画『武士の一分』の12/1(金)公開を前にして、11/18(土)〜30(木)まで『たそがれ清兵衛』、11/25(土)〜30(木)まで『蝉しぐれ』が上映。山形県出身の藤沢周平原作映画3作品をまとめて観られるチャンス!
というわけで、やっと観ました『たそがれ清兵衛』。 庄内弁の違和感もなく、監督がこだわった貧しい平侍のリアリティーも確かに自然に見えて、しみじみ…いい時代劇でした。 ただ、当時5歳だった清兵衛の娘・以登(いと・晩年を演じるのは岸恵子さん)の回想という形にしたのはあまり効果的ではなかったように感じられたんですが…? そこそこいい武家の女性(宮沢りえさん演じる飯沼朋江とその義姉)が、白くて太い丸ぐけの帯締めをしていたのが印象的。半襟は白いのをたっぷり出して着ていました。 ◆映画『たそがれ清兵衛』DVD |
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